GALAXY QUEST

勇者再来

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ミスト「・・・貴様が・・・・・カービィ!?」
ミストがゼノメノンの影に覆い尽くされながら叫ぶ。
レイ「・・・カービィ・・・・何百年も前、この世界の平和を脅かす驚異を、命と引き替えに封印した・・・」
ゼルス「・・・・何故生きているんだ・・・!?」
すると、ゆっくりとカービィが口を開く。
カービィ「説明している暇はない。今は目の前の敵を退けるのみだ」
カービィはそう言い、剣を両手で構える。
そもそもカービィ族の由来は、今此処にいるカービィこそなのだ。

誰もが知っている存在。それが今、目の前にいる。

ゼノメノンが彼方此方から機械音を立てている。
砲台は全てミストに向けられた。
ミスト「・・・・・・!!」
カービィ「・・・・撃ち貫け、ゼノメノン!」

ドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!

ドカァァァァァァァアアン!!!!!!!!

ゼノメノンの身体中に付けられた数多の砲台が、ミスト目掛けて火を噴いた。
辺りに煙が立ち込める。
煙が止んだ。
カービィ「・・・・・やるな」
ミストの前に闇が渦巻く巨大な盾が出現しており、砲撃を全て防いでいた。
ミスト「・・・・私を・・・嘗めるな!」
その言葉が合図となり、ミストの他にいた二人の人物がレイ達に急接近してきた。
レイ「・・・・しまった!」
ゼノメノンとミストにあっけにとられていたレイは、もう二人の存在に気を配れないでいた。
目の前にマントを纏った人物が一人、剣を振りかざす。
レイは横に緊急回避した。剣はそのまま地面へと振り下ろされ、床を砕いた。
かなり馬鹿でかい剣だ。あんなので斬られたら一溜まりもないだろう。
フェスト「今だ・・・・!」
すると、剣を大きく振りかざして隙が出来た人物に、フェストが弓を構えた。
フェスト『放て、天空の矢!スカイアロー!』
弓から矢を射た。
一直線に空気を切り裂きながら、その人物に放たれる。
マントの男は方向転換し、身体を勢いに乗せ一回転させ、剣を再び振り下ろした。
矢は簡単に弾かれ、再び床が砕け散った。
フェスト「なっ・・・・・」
すると、フェストの真横からもう一人のマントの男が突進してきている。
レイは素早く片手を突き出した。

レイ『貫け、氷槍!フリーズランサー!』

レイの手先から鋭い氷槍が放たれる。
フェストの真横に一直線に駆け抜け、それは見事にマントの男に命中した。
命中したと言っても、剣で防がれてしまったのだが。
レイはその剣を見てふと思った。何処かで見た事があるような気がする。
今レイの近くにいる男程ではないが、長く、太い剣。
レイ「まさか・・・・あんたアルグスか!?」
レイが叫ぶ。すると、その男は此方を向いた。
アルグス「・・・・ご名答だ。レイ」
マントを脱ぎ捨てる。
アルグス中佐。
かつてミカエルを捕まえた、あの人だ。
実力は計り知れない。
アルグス「・・・・さて、邪魔者には消えて貰おうか」
アルグスはすぐ近くのフェストに剣の切っ先を向けた。
アルグス『・・・・空牙!』
剣を下から上へと振り上げる。
すると、剣からもの凄い速さで波動が一直線に放たれた。
フェストはあまりにも至近距離だったので、完全には反応しきれず、左肩を切り裂かれた。
フェスト「うぁぁあっ!」
地面に片膝をつき、息を荒くする。
レイ「おい!大丈夫か!?」
レイが叫んで駈け寄ろうとする。
だが、目の前にマントの男が現れた。
馬鹿でかい剣を大きく縦に振りかざし、その影でレイを覆い尽くす。
レイ「なっ・・・・・・なーんてな!」
レイは片手を突き出し、マントの男の腹の手前まで腕を持って行った。
そして、叫ぶ。

レイ『爆ぜよ、爆炎!フレイムクラッシュ!』

ドカァァァァァァアアアン!!!!!!!!

マントの男は馬鹿でかい剣を盾にしたが、何しろ凄い至近距離だったので空中に吹っ飛んだ。
レイも反動で後ろに飛ばされた。だが、体制を立て直し着地する。
マントの男もレイと同じような行動を取った。
カービィ「くそっ・・・・此奴・・・・!」
ゼノメノンが両脇にある巨大な剣を振り回し、ミストに襲いかかる。
それをミストはもの凄い速さで回避し、時折空中に飛び立ちカービィに剣を振るう。
カービィ「・・・フェスト!レイ!其処のゼルスとか言う奴も連れてゼノメノンに乗れ!」
レイは言われるままにゼノメノンに乗りに掛かる。
フェストは自分の近くにいるゼルスを背負い、ゼノメノンに乗りに掛かった。
カービィは三人がゼノメノンに乗った事を確認すると、叫んだ。
カービィ「・・・良し!ゼノメノン!あれだ!」
ゼノメノン「ピーッ・・・了解」
ゼノメノンのど真ん中に当たる巨大な砲台から、銀色の光が光り出す。
それはやがて巨大な玉となった。
ミスト「・・・・無駄だ」
ミストは片手を前に突き出す。

ミスト『授けよ、闇の守護!ダークネス・ガーディアン!』

ミストの前に闇が渦巻く巨大な盾が現れる。
先程の集中砲火を防いだあの盾だろう。
その影に他の二人も入っていった。
カービィ「無駄なのはどっちかな・・・?。ゼノメノン、撃て!!!」

ウィィィィィイン・・・・・!

ドォォォォォオオオン!!!!!!!

極太で白銀の閃光が放たれた。
轟音を上げ、盾に直撃する。
ミスト「・・・・・・まさか!?」
すると、バチッ!と言う音が何回もしている。
ミスト「しまった・・・・・!!」

ブォォオン・・・・・・・

ミスト達が一瞬にして、音を立て消え去った。
カービィ「・・・おっしゃぁ!時空転移砲、決まったぜ!」
レイは一気に力が抜け、其処に座り込んだ。
カービィ「彼方に飛ばしてやったぜ。さて、これからだ・・・・レイ」
カービィは座っているレイに話しかけた。
レイ「・・・・・ん?」

カービィ「・・・・お前に用がある」
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