ウィーク・トライブ
予想外な危険
ルバス「地図によると・・・・・・もうすぐかな」
レイド「ああ」
謎の人物に強引に職業を決め付けられ、仕方なく職場へ向かう二人。
しかし見た物は・・・・・・・
レイド「お・・・あそこか。意外と普通だな・・・」
ルバス「いんや・・・・普通すぎると思うがな・・・」
見た光景はそのまま。結構広い畑に、キャベツの様な物がある。
レイド「仕方ない・・・・とりあえず入るか・・・・」
そう言って畑の中に一歩踏み出す。その時―
ガブッ
レイド「いってぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!」
レイドに何かが噛み付いた。それは、二人がキャベツだと思っていた物だった。
ルバス「なにぃ!?」
急いでレイドの元に行き、レイドに噛み付いたものを振り払った。
その時急に何処からか声がした。
「おい、地図を良く見てみろ」
ルバス「!? 何処にいるんだ!?」
聞こえていたのは事務所の人物の声。
声はルバスの背中からだった。後ろにモニターが。何時付けたのかは知らないが、
すぐにプツンと切れてしまった。
とりあえずすぐに地図を見る。
ルバス「『それはさっき言ったとおり「エキュルペイト」っつー肉食植物だ。他の人に害が無いようにしっかり見張るんだぞ』だとぉ!?」
レイド「はぁ!?肉食植物!?そんなの聞いてねぇよ!っていうか案山子の範囲じゃねぇ!!」
騙された。とそう思った直後。肉食植物が襲って来る。
レイド「ぬわぁ!!」
間一髪避ける。すぐに畑の外に出た。
ルバス「ったくなんつー職業だ・・・作物が取られないように見張るのに、作物が逃げないように見張るって・・・全く逆じゃねぇか・・・これをどうしろってんだよ・・・・ん?」
ルバスが地図からまた何か見つけた。
ルバス「PS?」
レイド「え?」
その文章を読み上げる。
ルバス「『PS.これは畑の中心にある網で捕まえることが出来る。』!?」
二人で畑のの中心を見る。ポツンと網があった。
レイド「あれか!って取りに行くだけでも大変そうだな・・・・・・・・」
他にもエキュルペイトに対する攻略法が載ってあった。
しかし、何もしないわけにもいかない。何故か真ん中に網があることに愚痴を溢しながら、モニターを壊す。そして二人は一気に駆け出した。
まず先ほどのレイドに噛み付いたエキュルペイトの右側を素早く通る。
ルバス「あぶねぇ・・・・」
右側だけは反応が遅いらしい。普段左側を中心に動いてると書いてあった。
そしてエキュルペイトは一定まで近づかなければ平気らしい。
ゆっくりと避けながら歩く。
さきほど噛み付こうとしたエキュルペイトは、噛み付こうと飛び上がり、遠くで頭を打っていた。
しつこく追う気はない様だ。
そして順調に網を手に取った。
ルバス「よし・・・・・・・」
そして一番近くにあるエキュルペイトに網を被せる。
すると、最初暴れていたが、急に静かになった。
ぐったりしている。気を失ったらしい。
レイド「よっしゃあああ!」
ルバス「にしても不思議な網だな・・・・・あんなにに凶暴なのに、網を被せただけで静かになる」
レイド「とりあえず・・・・全部つかまえるんだよな?」
ルバス「確かそうだな。よし・・・全部で五匹か・・・・やるぞ!」
「おわ・・・・・・・・ったあああああ!!!!」
長い緊迫感に解放され、一気に力が抜け、ばたりと倒れた。
そのとき「パチパチパチ」と拍手の音が聞こえる。
レイド「なんだ!?」
謎のオッサン「いや〜・・・初心者にしちゃ上出来だ」
ルバス「は?」
謎のオッサン「いやーね。一応これテストだったんだよ」
ルバス「テスト!?」
謎のオッサン「おう。一重に殉職試験ってやつだ。これはな、結構大事なエネルギー源で・・まぁここらへんは置いといて、この畑には特別な種が植えられていて、そこから無限にエキュルペイトが出てくる。それを捕まえるんだ。まぁ、後はよろしく」
二人「はぁぁぁ!!?」
上手くいったが、先ほどくらった怒りが再度込み上げてきた。
謎のオッサン「ちなみに大会もあるからよろしく」
レイド「ふざけんなよ!ったくこんな職業・・・・」
しかし謎の人物の姿は無かった。
レイド「ああああ!!また消えやがった!」
ルバス「・・・・まあ落ち着けって・・・」
そう言ってレイドを煽てる。
しかしレイドの足元に何かがあった。
大金
レイド「よし、まぁいいか」
足元の金を拾いあげた。
ルバス「・・・いいのか?」
一段落し、しばしの休息となった。
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