ウィーク・トライブ

隠された施設

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コツ・・・コツ・・・コツ・・・・・

随分暗い。下水道のような道だ。
所々に照明があり、下水道を薄暗く照らしている。
三人は暫くの間この道を歩き続けた。
レイド「まだ歩くのか〜?」
はぁ〜。っと溜息をつきながら愚痴を言った。やれやれ、っと抜け道は言う。
抜け道「だらしないな。まだ歩くぞ」
レイド「え〜」
抜け道「私達が今向かっている場所は、誰も来れない様な場所だ」
ルバス「何故?」
ルバスが問う。
抜け道「まぁ気にするな」
さらっと流した。そこで別の事に話題を変える。
抜け道「まぁ、お前等は見たら驚くだろうな」
レイド「へ・・・・?」
抜け道「まぁ見てのお楽しみだ」

そこから30分が経っただろうか。次第に道が明るくなっている。
レイド「まだか〜・・・・・・・」
抜け道「五月蝿いな・・・・もう着く」
その言葉とともに、奥から明かりが見えてきた。
レイド「うおお・・・・・やっと着く」
長い間くらい場所にいたせいか、近づく度に異様に眩しくなってくる。
そして外に出た。眩しくて何も見えない。しかし次第に目が慣れるにつれ、何か機械の様な物が出てきた。
レイド「これは・・・・・・」
二人の目に入ったのは、まるで一部分だけ文化が発達したような感じだった。外とは大違いである。
空中に浮く丸い物体。理解不能な式が沢山画面に映り、真ん中にはドーム上の物があった。
抜け道「行く場所は此処ではない」
そう言い、右の穴を指差した。
レイド「・・・・・・・こっち?」
興味心身に珍しい物を見ていた二人は、不満そうにレイドとルバスはついて行った。
穴の中に入っても、まだ見たいと言う見念があるらしく、ギリギリまで粘っていた。
穴の中に入るとすぐ外が見えた。前のように長く歩かなくても良い。と分かったのか、ホッと息を吐く。

レイド「ってここは・・・・・・!!」

今度は村だった。地下・・・ではなく、空がある。その時村人が横切った。
村人「・・・・・・・・お!」
レイド達に気づいたらしい。すぐさま近寄った。カービィ族だった。
ルバス「・・・・・な・・カービィ族!?」
村人「おお!おい!新入りが来たぞ!」
その声に呼ばれ、十数名ほどがレイド達に駆け寄った。
抜け道「どうだ。驚いたか?」
レイド「ここはなんなんだ?」
抜け道「カービィ族の・・・保護施設だ。まぁ、村だがな」
ルバス「村・・・ねぇ」
良く見ると家が立ち並び、人が足早に何処かへ向かうもの。板を金槌で打つ者などがここからでも見える。
レイド「村・・・・・か・・・・」
納得も出来た。保護施設。と言われても、人々は仕事で生活を養い、外の世界と同じようにしている。
抜け道「・・・・・ほら」
抜け道がルバスに紙を投げる。それを無意識に慌ててつかむルバス。
ルバス「何だよいきな・・・・」
それをかき消すかのように抜け道は答えた。
抜け道「それを見て行け」
ルバス「は?」
すると急に煙が抜け道を覆う。煙が消えたときには抜け道は消えていた。

レイド「な・・・・何なんだよ・・・・」

すると村人が一人何処かを指差す。
村人「あそこに市役所がある。とりあえず仕事を見つけろ。と言う事だろう」
附に落ちないようだったが、行く当てもないので仕方なくついて行った。
そこに行く最中、一人の村人が親切に場所を教えてくれるらしい。
残りの村人達に、しばらく手を振った。
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