STAR QUEST

暴かれし真実II

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真っ暗だ。
目に見える物は謎の人物ただ一人。
他は全て真っ暗に見える。
所々で闇がうごめき、光は全くない。
???「さて、自己紹介をしたい所だが・・・・する必要もないだろうな」
カービィ「どう言う・・・・事だ!!!」
カービィは息を荒くしながら喋った。
???「ほら、苦しいだろう?もうすぐ分かるさ・・・・」
その時、カービィの頭痛がいきなり止んだ。
カービィ「・・・・・!!!」
???「蘇っただろう?お前の記憶が・・・・・」
カービィ「そうだ・・・・お前は・・・・!!」
其処まで思い出したが、言葉が出てこない。
???「俺の名を思い出すにはまだ時間が掛かるだろう。何処から話そうか・・・・」
カービィは辺りを見回した。闇の中にうごめく影が一つ。
カービィは目をこらして見た。
カービィ「まさか・・・・・!!!」

生きている。

脈打つのが聞こえる。

二人以外の何かが居る。

???「そうか、気づいてしまったか・・・なら其処から話そう」
カービィ「こいつは・・・・!!!」
???「こいつは・・・・・」

カービィ&???『・・・驚異、ヴァルキリー・・・・!』

二人の声が重なった。
カービィは考えた。
今、目の前にいるのが大昔世界を崩壊へと導いた驚異。
そして驚異は今再び解き放たれようとしている。
その封印をしたのが六つの水晶。そして今、カービィは六つの水晶を持っている。
カービィ「・・・・・・させるか!!!!」
カービィは脈打つ影に突進した。
???「・・・・・・・」
謎の人物は止めようともしない。
驚異に近付くに連れ、水晶が輝かしい光を放った。
???「・・・・・お前は決断したのか?」
カービィ「・・・・!?」
カービィはその声で、驚異の前で立ち止まった。
???「お前が封印を行うという事は、お前はどうなる?」
カービィは考える間もなく、ある伝説の一説が浮かんできた。

『勇者の一人、水晶の力を借り驚異を遂に封印す。』

『――――――その命と引き替えに。』

カービィ「俺は・・・死ぬ」
???「そうだ。お前だって死にたくはないだろう?さぁ水晶を俺に・・・」
カービィ「・・・・でも!!!!」
言葉をかき消すように叫んだ。
カービィ「俺と世界を天秤に掛ければどうなるんだ!!!俺一人の命で世界が助かるんだ!!!」
カービィはそのまま驚異へと走った。
???「・・・・・・・・・」

カービィ『水晶よ・・・今此処に驚異を封印したまえ!!!!』

パァァァァァァァアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!

光が止んだ。
カービィ「・・・・・・・!?」
驚異はは何の影響もなく脈を打っている。
カービィ「・・・・何故だ!?」
???「やはり事は順調に運ばないか・・・」
カービィは謎の人物に振り向いた。
???「お前の水晶じゃ足りないようだな・・・・・」
カービィ「何故だ!俺は今水晶を六つ・・・・」

???『もし驚異を封印する水晶が六つでなかったらどうなる?』

かき消すように喋った。
カービィ「・・・・何だと!?」
謎の人物は手を出し、広げた。
輝かしく光る水晶、黒く光る水晶。
???「光の水晶、闇の水晶だ」
カービィ「何だと!?伝説上でも水晶は六つのはず・・・・」
???「まだ分からないのか?伝説上に全て書く訳がないだろう?爺さんが最期に言ってた言葉・・・」

『六つの水晶は実在する・・・此処にも一個あったのじゃ』

カービィ「・・・まさか!?」
???「お前が旅立った村には光の水晶があった」
何と言う事だ。
今再び、信じてきた事が嘘のように崩れていく。
カービィ「・・・・待てよ・・・何故お前が伝説上に書く訳が無いと分かる!?」
???「良い質問だ。待っていたぞ・・・・」
カービィ「・・・・・・」
???「それはな・・・・」
カービィは唾を飲んだ。

???『俺が、その伝説の勇者だからだ』

カービィ「!?」
信じられない。
驚異を封印したはずの勇者が生きており、そして今はその驚異復活組織のリーダーだ。
カービィ「嘘だ!嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!!!」
カービィは頭を抱えて
???「紛れもない真実だ。カービィ」
カービィ「なら何故生きているんだ!!!!」
???「言っただろう?伝説上に書く訳がないと・・・・」
カービィは頭を抱えて膝立ちになり、震えている。
???「俺は此処に来るまでの思いはお前と同じだったさ。だが、自分の護りたいと思っている未来はどうだ?」
カービィは何も言わない。ただひたすらに震えている。
???「この世界が救われたとしても、だ。欲に餓え、仲間同士でも殺し合い、わずかな食料や物を奪い合う。実に悲しい。哀れだ」
カービィ「違う!違う違う違う!!!」
カービィは腕で振り払った。
???「違わない。腐りきっている。この世界に居る生命、全てがだ。」
カービィ「黙れぇぇぇぇええ!!!!」
???「だからこの世界を俺が粛清する。そして創るんだ。絶対の世界を!」
カービィ「・・・・お前は間違っている!!!!!」
???「・・・・何がだ?」

カービィ『未来は変えられる!その未来を消してしまったら何にもならないじゃないか!!!!お前は間違っているんだ!!!!』

???「そうか・・・・分かってくれないのなら・・・お前を消す。この世界と愚者と共にな!」
カービィ「・・・・行くぞ!!!」
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