STAR QUEST
四つの死闘VIII
残るは一番左の道。
その道を選んだのはスティアだ。
正確に言うと選んだと言うより選んでしまったの方が無難だろう。
そのスティアはこの道を選んでしまった事を後悔していた。
スティア「此処・・・・何処だぁぁぁぁあああ!!!!・・・・って無意味に叫んでも本当に無意味か・・・・」
スティアは迷宮のような道を選んだのだ。
壁は岩のような素材で作られているが、壊すのは逆効果だろう。
スティアはその場に座り込み、何か考え事をし始めた。
スティア「う〜ん・・・・ぁ、そうだ」
スティアは岩の壁をよじ登った。
スティア「こうやって壁の上歩けばいいじゃんか・・・何で今まで気づかなかったんだろう・・・」
スティアは軽く自分を一発殴ると、気合いを入れて走った。
やはりこの移動方法は正解だっただろう。
すぐに一筋の光がスティアを照らした。
スティアは一目散に光の差し口へと走った。
スティア「此処は・・・・普通の部屋じゃ・・・無い?」
スティアが入った所は、正方形のマスみたいな物が床一面に敷き詰められ、所々の床のマスが不器用に上がっていたりしていた。
天井も同じだった。揃っているのは一部で、他は全て不器用な長さになっていた。
それを眺めていると、視界に入った物が一つ。
下から一番伸びている床の上に、人が一人立っていた。
スティアはその姿を捕らえると、槍を素早く構えて叫んだ。
スティア「誰だ!!」
???「やっと殺せるときが来た・・・・」
其奴はその高い床からスティアの数メートル先に飛び降りてきた。
スティア「お前は・・・・!!!!」
あの馬鹿でかい剣。シェルだ。
シェル「今すぐ・・・・今すぐお前をこの剣で深紅に染めてやるぜ・・・・!!!」
シェルはその馬鹿でかい剣を取り出し、切っ先をスティアに向けた。
スティア「・・・・行くぞ!!!!」
スティアは槍を片手に持ち、シェルに突進した。
スティア「おらぁ!!!!」
スティアはシェルに激しい連突攻撃を仕掛けた。
しかしシェルは手にある馬鹿でかい剣で防ごうともしない。
シェル「お前の攻撃なんか・・・防ぐ必要もない!!」
シェルはその馬鹿でかい剣を片手に、スティアの素早い連突を避けた。
スティア「なっ・・・・・・・」
シェル「今度はこっちからだ!大旋風!!!」
シェルは剣を一回転させ、馬鹿でかい竜巻を放った。
四つだ。シェルは四つ竜巻を出した。
竜巻は轟音と共に出っ張っている床を吹き飛ばしながら、スティア目掛けて襲った。
スティアは遠くからでも来る風を受けながら、槍を天高く突き上げた。
スティア「分散雷!!!」
スティアの槍から一筋の雷が天井に放たれ、空中で弾け飛び無数の雷となった。
雷は丁度四つの竜巻の中心に命中し、見事に相殺した。
他の雷はシェルの周辺に落ち、シェルに複数の傷を負わせた。
シェル「貴様・・・・ぶっ殺す!!!!!!」
シェルはその馬鹿でかい剣を片手で軽々と持ち、また剣を回した。
シェル「大旋風!!!!」
シェルはまた竜巻を放った。
スティア「お前それしか出来ないのか?馬鹿だなぁ・・・・」
スティアは再び分散雷を放った。
竜巻は見事に相殺し、残ったのは煙だった。
すると、突然其処からシェルが現れた。
シェル「・・・・紙槍竜飛翔!!!!」
シェルが目の前で連続攻撃を仕掛けてきた。
スティア「なっ・・・・!!!」
最後の一撃まで防いだが、吹き飛ばされてスティアは壁に叩きつけられた。
スティア「うぁっ・・・・!へっ・・・馬鹿でもこういう事考えられるんだな!!」
その言葉をきっかけに、シェルが静かになった。
シェル「その言葉を口にした事・・・後悔させてやる!!!!」
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