STAR QUEST
四つの死闘II
カービィは軽傷を受けながらも、尚攻撃を防いでいた。
こちらの攻撃が全く通用しないのだ。
召還が出来るのなら別なのだが・・・
仮面の男「バーニングウェーブ!!!」
仮面の男は剣を地面に刺し、上に振り上げ衝撃波を放った。
カービィは轟音と共に迫り来る衝撃波を避ける事が出来ずに、飲み込まれて壁に叩きつけられた。
カービィが叩きつけられた所にはヒビだけではなく、普通の壁より少しへこんでいた。
カービィはその衝撃に吐血し、剣を手から落とした。
カービィ「・・・・くそぉ!」
カービィは剣を拾い上げ、考えた。
あの時は何故か召還が出来たのだ。
まだカービィは召還の方法を知らない。
ヴォルケーノは自らの意志で召還されたのだ。
次からは自分で考えろ、と言っていた。
しかしその手段も、ヒントも何もないのだ。
カービィは深紅に染まる剣を眺めた。
確か、水晶を普通に覚醒させたときの条件は・・・・・
護りたいというその心と、
決して諦めない心。
そして、恐れずに立ちむかう勇気だ。
召還条件も同じような物なのか?
カービィは必死で考えた。
ヴォルケーノを召還したときの白い世界。
無が存在したあの白い世界だ。
あの時、どんな状況下に置かれていたのか、カービィは考えてみた。
確かグラスにとどめをさされそうになったときだった。
カービィ「(くそっ!分からない・・・・!!!)」
カービィは仮面の男の攻撃を防ぎながら考えた。
仮面の男「貴様は所詮その程度・・・・護るべきだった者も護れなかった弱き者だ」
カービィ「・・・・何だと!?」
仮面の男「本当の事だろう?貴様はシェルから護る事が出来なかった。・・・ワドをな!!!」
カービィ「・・・・・・」
返す言葉がない。
しかし、カービィの心の中で想いが募って来た。
ワドの為にも、此処で負ける訳にはいかないのだ。
カービィ「・・・・俺は・・・・諦めないぞ!!」
仮面の男「貴様より私の方が完全に勝っている。諦めるのが無難だな」
カービィ「・・・・俺は・・・・諦める訳にはいかない!!」
カービィは炎の波動を十字に放った。
仮面の男は容易に回避した。が、その時にはカービィが仮面の男の目の前に接近していた。
仮面の男「なっ・・・・・・!」
カービィは黙ったまま、剣を下から上へと振り、仮面の男を斬りつけた。
仮面の男は剣で防いだが、勢い余って後ろに吹っ飛ばされた。
体勢を立て直し、仮面の男は剣を構えた。
仮面の男「くっ・・・・この力は・・・!?」
カービィ「負けられない・・・・負けられないんだぁぁぁぁぁぁああ!!!!」
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