STAR QUEST

大神殿ホライゾン

BACK | NEXT | TOP
カービィは台の上に置かれている水晶を、風を受けながら手にした。
鋼の水晶を手に取ると水晶は銀色の光を放ち、力強さを感じさせた。
他の水晶と一緒の所にしまうと、カービィは階段を下り始めた。
スティア達も続いて同じ行動を取る。
ヴォルケーノの攻撃の影響で塔の防犯装置は壊れてしまったようなので、下りるときの心配はなかった。
灼熱炎魔・ヴォルケーノ。あれは炎の召還獣だろう。
だとすると、各水晶ごとに召還できる精霊が宿っていることになる。
今持っているのは、雷と鋼の水晶。
雷と鋼の召還獣も居るのだろうか?
しかし、召還の仕方はいまいち分かっていないのだ。
そんなことを思っているうちに、カービィ達は鋼の地へと戻っていた。
カービィ「さぁて・・・・これからどうするかな?」
リュウ「残るは風の地だ。と言っても、正確には『地』では無いかもしれないな」
カービィ「・・・・・どういう事だ?」
カービィがそう問うと、スティアが上の方に向かって指を指した。
方向は空だ。
カービィ「・・・・まさか・・・・!?」
リュウ「そう。そのまさかさ!!」
カービィ「空に浮く都市なんて聞いたこと無いぞ!というより、最新の鋼の科学力でも無理だ!空を飛ぶなんて聞いたこと無い!!」
スティア「でも、あれが事実さ・・・・」
スティアがそう言うと、二人はカービィを残してさっさと先に行ってしまった。
カービィ「・・・おぃ・・ちょっと待てよ・・・!」
カービィはそう言うと、二人の所に走った。


〜図書室〜


カービィ「はい、じーさん」
カービィはそう言うと、借りていた本をテーブルの上に差し出した。
老人「まったく・・・・帰って来んかと思ったぞ」
老人はそう言うと手を本に向け、また本を浮かして本棚の空いている所に収めた。
その時ふと視界に入ったカービィと同じ族らしき人が居た。
あまりにも影が薄いので分からなかった。
形状はカービィ達と同じだ。色は白、背中に羽が生えていて上の方の本を読んでいる。
其奴は本を閉じると、下の方に降りてきた。
???「・・・・じーさん、コイツ等誰だ?」
老人「ふぉふぉふぉ・・・・知り合いじゃよ」
カービィ「・・・・・?。俺はカービィだ」
スティア「・・・・俺はスティアだ」
リュウ「俺はリュウ・・・・・あ!思い出した!!」
カービィ「・・・・・?」
皆がリュウに視線を移した。
リュウ「お前、ブロントバートだろ!その目、その羽!」
ブロント「ぁぁ・・・・そうだが・・・どことなく下目で見てる気がするのは俺の気のせいか?俺はブロントだ」
ブロントはそう言うと本棚の方に向いた。
ブロント「お前等、本探しに来たのか?なら・・・・こんなのどうだ?」
ブロントはそう言うと、とてつもなく分厚い本を数冊カービィの前にあったテーブルの上にどさっと置いた。
スティア「いゃ、俺達は・・・」
カービィは本に目線を移した。

『地殻変動と星の歴史』

カービィ「・・・・こんなの俺が全部読んだら天地がひっくり返るぞ・・・」
ブロントは尚も次々と、音を立てて滅茶苦茶分厚い本を置いていく。
三人はそれに恐怖を覚えた。
ブロント「どれもとても興味深い本だ。一度読んでみろ」
リュウ「俺達は本を見に来たんじゃないんだ。片づけるの手伝ってやるから、もう勘弁してくれ・・・・・」
リュウはそう言うと、分厚い本を抱えて本棚に向かった。
すると、取った本の下にある本が一つあった。

『風の空中都市 大神殿ホライゾン』

カービィ「・・・・・これだ!!」
カービィはその本を素早く速読した。
スティア「・・・天地がひっくり返るな・・・・」
カービィ「・・・・良し!!!」
リュウ「・・・・・・・?」
カービィ「行くぞ!!大神殿、ホライゾンへ!!」
BACK | NEXT | TOP

-Powered by HTML DWARF-