STAR QUEST
鋼の大要塞
青い光の向こうには、滅茶苦茶馬鹿でかい建築物がそびえ立っていた。
氷の地、ルナ・シティ全体の三倍、いや五倍はあるだろう。
カービィがそれを真下からぼけーっと見ていると、スティアに連れられ入り口へと向かった。
入り口には鎧を纏った衛兵が二人。見張りをしているのだろう。
スティア「雷の地のスティアだ。通して貰いたい」
衛兵「は!!!!」
カービィ「偉!!!Σ( ̄□ ̄;)」
内部もこれまた凄い。
全面機械100%、いや500%と言っていいくらい機械が投入されている。
リュウ「ところで何処に行くんだ?スティア」
スティア「図書室の長生き物知り達筆記録ジジイに会いに行く」
カービィ「どんなジジイだよ・・・・」
スティアの後ろからカービィが言葉を返した。
リュウ「行ったとおりのジジイさ・・・・」
隣にいたリュウが返事をした。
そんなことを話しているうちに、目的地に着いたようだった。
自動スライド式の扉を三人で通った。
カービィ「図書館のレベルじゃねぇ・・・!!Σ( ̄□ ̄;)」
滅茶苦茶大きい円状の部屋の壁に、本棚が天高く敷き詰められている。
これを全部読めと言われたら一生じゃ読み切れないだろう。
ふと目線を本棚から下に移すと、其処には一人の老人が椅子に座っていた。
スティアとリュウがその老人に近付いたので、カービィもついていった。
老人「またか。今度は何の用じゃ?」
スティア「おぃおぃじーさん。言葉の使い方間違ってるぜ?」
リュウ「そうだよ。もう一年経ってるじゃないか。『またか』じゃなくて『久しぶり』と言って欲しかったな」
老人「そうじゃったか?で、今回は何のようじゃ?」
スティア「水晶のことや、デストロイの事を聞きたいんだが・・・・」
老人「ほぅ・・・・・」
老人はその言葉を聞くとそびえ立つ本棚に手を向けた。
老人「何処じゃったかな・・・・ぉぉ、見つけたぞ」
すると、左の方の本が一冊自ら出てきて、老人のもとへと舞い降りてきた。
カービィ「Σ( ̄□ ̄;)」
老人「六つの水晶伝説の勇者達が此処に来たときの記録じゃ」
リュウはその本を手に取り、まじまじと眺めた。
老人「あの時はまだわしも若かったかのぅ・・・ふぉっふぉっふぉ・・」
カービィ「完全なジジイだ・・・Σ( ̄□ ̄;)」
リュウ「とりあえずこの本、借りてくぞ!」
老人「一週間以内に返すのじゃぞ・・・」
カービィ「根はしっかりしてるんだな・・・Σ( ̄□ ̄;)」
スティア「さて、次は色々しなきゃな!」
カービィ達は図書館(?)を後にした。
入り口付近まで戻ると、またスティアが喋り始めた。
スティア「じゃあ俺達は情報収集とか食料調達とかしてくるから、カービィは休憩室で本でも読んでろよ!」
カービィ「ぉ、おう・・・・・」
そう言うと二人は要塞の別の入り口からまた要塞の中に入っていった。
カービィ「・・・・・休憩室って何処だ?」
カービィはとりあえず後ろに向き直り、本を持って歩き回った。
すると偶然なのか、扉の上に『休憩室』と書いてある部屋を見つけた。
カービィ「ぉ、此処か・・・・」
中には誰も居なかった。
まあ、誰も居ない方が落ち着けるので良かった。
カービィは広い部屋の中に何個か置かれている長椅子に座ると、手に持っていた本を開いた。
『水晶の力について』
カービィ「ぉ、なんか良い物見つけたぞ・・・・」
カービィはその項目をまじまじと読んだ。
『覚醒では武器への属性付加が基本。また、稀に居る二個以上同時に覚醒できる者の場合は、二つの属性が対照的であろうと武器に属性が付加する。また、二個以上の場合はそれだけでなく更なる力が生まれる』
カービィ「・・・・なるほどぉ・・・ん?続きがあるみたいだ」
カービィはその次のページをめくった。
カービィ「・・・・まさか・・・・これがウォーラの言ってた更なる力!?」
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