STAR QUEST
戦いII
〜北西部〜
カービィの剣は確実に敵の体を貫いた。
しかしそれはシェルではなかった。
カービィ「そん・・・・な・・・・」
カービィは剣を抜くと、その場に剣を落としてしまった。
赤「・・・・・・」
其処には黙ってカービィの開けた傷口を押さえている赤が居た。
少し経つと赤はその場に倒れ込み、剣を持っていた方の手から剣が落ちた。
シェル「ハハ!殺したな!!しかもお前の手で!!」
カービィ「!?」
カービィは剣を掴んで後ろに座り込み、後ずさりした。
カービィ「ぁ・・・・ぁ・・ぁぁ・・・!!!」
カービィは頭を抱えて震えだした。
カービィ「俺は・・・・俺は・・・ぁぁ・・・ぁぁぁ・・・!!!」
シェル「お前の水晶取りは後にしてやる。今度は本当に覚悟を決めたときに戦うんだな!!」
シェルはそう言うとカービィの前から立ち去った。
周りからは何も聞こえない。
シェルの技によってカービィの周りの殆どの兵が殺されたからだ。
静寂がカービィを包む。
カービィ「俺は・・・・・人を・・・殺したのか・・・?」
カービィは震えながら喋り続けた。
カービィ「うわぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!!!!」
〜西部〜
スティアは合流を目的に其処に留まって敵兵を倒していた。
スティア「・・・遅いな・・・少し見に行ってくるか」
リュウ「じゃあ俺が南西部に行こう。此処はお前一人で十分だな?」
スティア「おう!まかせとけ!!」
そう言いながらスティアはその槍で敵兵をなぎ払った。
〜南西部〜
リュウ「マルチの姿が見あたらないな・・・・」
リュウは敵兵を倒しながら南西部へと突き進んだ。
しばらくするとマントを着た人間族の前に倒れている姿が一つ見えた。
リュウ「マルチ!!!」
マルチは雨に打たれながらその場に倒れ込んでいた。
その人間族はマルチへと手を伸ばしている。
リュウ「光波!!!!」
リュウは光の波動を素早くその人間族に放った。
その人間族に光波が当たったかと思うと、リュウの目の前に来ていた。
???「お前の『運命』も死だな・・・・」
リュウ「運命だと?」
リュウはいつの間にかその人間族の後ろに立っていた。
???「・・・・・・」
いや、正確にはリュウの後ろに回り込んだ人間族の後ろにリュウが回り込んだのだ。
???「お前は水晶を所持する者か?」
リュウ「どうかな!?糞野郎!!」
???「我が名はアーク・スライプ。『運命』を司りし化身であり、ヴァルキリアスの一員だ」
リュウ「・・・・お前がマルチをやったのか?」
アーク「それが・・・・・どうした?」
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