STAR QUEST

雷の地下都市

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ゴオォォォォオオオオオ!!!!

落ちるスピードは全く下がる気配がない。
いや、むしろ上がっているのではないかとおもうくらいだ。
ワドは体重が軽いので体が宙に浮き、なんとか手すりに掴まっている状態だ。
しばらくすると、スピードが落ち始めた。
リュウとスティアは慣れているので何ともなさそうだが、ワドは汗びっしょりだ。
リュウ「さあ、着いたぞ!」
カービィ「・・・・・・凄げぇ!!」
カービィ達の目の前に広がっていた光景は、巨大な地下の空洞に街が広がっており、そしてその中心に馬鹿でかいドーム状の建物があった。
此処もかなり技術が発達しており、空洞の天井に太陽と同じような物があった。
スティア「こっちだ。付いてこい」
スティアに連れられ、カービィ達は道なりに真ん中の巨大な建築物へと向かった。
地面はレンガが敷き詰められ、太陽があるので植物も所々に生えていた。
空がないので外とは少し違うが、太陽があるので植物は育つみたいだ。
しかも住居がかなり多い。同時に人口も多いと言うことだろう。

しばらくすると巨大な建築物の入り口に着いた。
ドアが開き、カービィ達はその中に入った。
これがまた凄い。
まるで基地のようだ。カービィ達と同じ族種や人間族、色々な人が揃っている。
しかも皆忙しそうだ。
手に書類を持っている者が行き交っている。
そしてさらに進むと、基地と言うだけに司令室のような所に来た。
スティア「俺達は鋼の地と同盟を結んでいてな、鋼の地に続くデストロイ討伐の基地なんだ!」
リュウ「鋼の協力で十分な技術を入手することができたからな。」
カービィ達は驚いて声も出ない。
カービィ「ぁぁ、ところでスティア・・・・」
スティア「ん?なんだ?」
カービィ「水晶のことなんだが・・・・・」
スティア「ああ、そうだったな!ついてこい」
カービィはスティアに連れられある部屋へと向かった。
他の皆はまだ辺りを眺めていた。

スティア「此処だ。」
スティアに連れられ着いた部屋の中には、厳重に保管されている雷の水晶だった。
スティアがパネルに手を乗せると、バリアやら何やらが全部解けた。
スティア「これはお前にやるよ。水晶もお前を待っていたからな」
そう言うとスティアは雷の水晶を手に取り、カービィに差し出した。
カービィ「・・・・・良いのか?」
スティア「ああ。此処に置いていても何にも無いからな」
カービィは雷の水晶を受け取った。
水晶の中は黄金の雷がバチバチと鳴り、とても光っている。
カービィは雷の水晶を他の水晶と同じところに収めた。
スティア「さあ、皆の所に戻ろ・・・・・」
リュウ「スティア!!!大変だ!!!!」
スティアの言葉をかき消すようにリュウが扉を叩きつけ駆け込んできた。
リュウ「今鋼の地から緊急報告があった!!!!」
スティア「!?」
リュウ「あいつらが・・・・・デストロイの大部隊がこちらに攻めてきたとの報告だ!」
カービィ「何だって!?」
スティア「至急鋼の地より援軍を要請するんだ!!!!」
リュウ「分かった!!!!」
リュウは息を切らしながらまた駆けだしていった。
スティア「遂に攻めてきたか・・・・・迎え撃つしかない!!!」
カービィ「・・・・・・・」
スティア「カービィ、ワドやマルチも連れて作戦司令室に来てくれ!!」
カービィ「わ、分かった!!」
カービィは慌ててワド達が居る所に駆けだした。


〜作戦会議室〜


少し経つと皆が作戦会議室に集まった。
皆真剣に椅子に座った。
スティア「状況はどうだ?リュウ」
リュウ「奴らは西から攻めてきている。数も相当多いようだ」
スティア「良し、ならこうだ」
スティアは身を乗り出し、地図に線を引き始めた。
スティア「三手に別れよう。軍の五分の三を西に配置し、残りを北西と南西に配置する。途中で合流するんだ」
リュウ「なら俺は西に行こう」
スティア「カービィ、お前等はどうする?」
カービィ「これは俺達の問題でもある!!逃げてたまるか!!」
マルチ「同じくだ」
ワド「俺もッス!!」
スティア「これは『戦争』だ。覚悟は出来て居るんだろうな!!!」
カービィ「・・・・・・当たり前だ!!!」
作戦会議は続き、誰が何処に行くかなどを決めた。
スティア「では作戦通りに行動するように!!」
皆「了解!!!」

カービィ「なぁ、ワド」
作戦会議が終わり、皆が会議室から出る所を、カービィがワドを呼び止めた。
ワド「・・・・・・何ッスか?」
カービィ「お前はそんなに戦えないんだ。無理して出る必要は無いんだぞ」
ワド「・・・・・・・俺だって皆の役に立ちたいッス!!覚悟は出来てるッス!!!」
カービィ「・・・・・そうか」
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