STAR QUEST
覚醒II
カービィ「・・・・ん?」
カービィの体から深紅色に染まった気がもの凄い勢いで走っている。
ウォーラ「!?」
ワド「Σ( ̄□ ̄;)」
マルチ「・・・・・!?」
カービィ「ぉお!!なんか凄げぇ!!気を纏ってるぞ!!」
カービィは何故そうなったのか気にもとめない。
カービィ「よっしゃぁぁぁあああ!!!」
カービィは剣を構えウォーラに突進していった。
気が付くと傷が癒えてきている。理由は分からないが、気を纏った影響だろうか。
ウォーラ「何だか知らないけど僕に傷を付けるのは不可能さ♪」
確かにカービィは深紅色の気を纏っているだけだ。
肉体的な能力が上がった訳ではなさそうだ。
カービィ「おらぁぁぁぁあああ!!!」
ザシュッ!!!
ウォーラ「何・・・・・・・だと!?」
カービィの剣は見事にウォーラに深い傷を負わせた。
その際剣を見ると、剣から紅蓮の炎が巻き起こり、剣も形を変えている。
恐らく炎により、ウォーラへの攻撃を可能にしたのだろう。
ウォーラ「なるほど・・・・・・水晶を覚醒させたか!!」
カービィ「!?」
カービィは何かに気づいたように急いで大事に所持していた炎の水晶を探した。
カービィ「・・・・・無い!!」
探してみたが、炎の水晶が何処にも見あたらない。
カービィ「・・・・・お前!!」
ウォーラ「おっと!勘違いしないで♪せっかくだから教えてあげるヨ♪君は、炎の水晶を何らかの条件を満たして覚醒させたんだヨ♪覚醒させている最中は水晶の魔力が剣へと宿るんだ。だから覚醒中は姿を消すんだヨ♪大丈夫。後で元に戻るさ♪後の基本的な変化は武器の属性付加。今の君の剣のような状態だヨ♪」
カービィは黙って紅蓮の炎を纏っている剣を眺めた。
ウォーラ「さらに条件を満たすとさらなる能力を得られるらしいけど、そんな事滅多に見たこと無いヨ♪」
ワド「これが・・・・・水晶の魔力ッスか!?」
カービィは炎の水晶を覚醒させた。
ならカービィは炎の属性を持っていると言うことになる。
ウォーラ「・・・約束だヨ♪君達にその水晶をあげるヨ♪せいぜい上手く使うんだネ!」
ウォーラは技を使ったときに空いたと思われる側面の穴に近づいた。
カービィ「おい!待て!」
ウォーラ「・・・・・何だい?」
カービィ「・・・・俺達は敵同士のはずだ・・・・何故そんなことを教える!」
ウォーラ「・・・・直に分かるさ♪」
ウォーラはそう言い残すとカービィ達を背に穴から飛び降りていった。
カービィの剣の炎は消え、炎の水晶はカービィの手の中へと収まった・・・・・・。
〜???〜
???「・・・・どういう事だ?ウォーラ。」
ウォーラ「ちょっと楽しみが出来てね♪彼、水晶を覚醒させたんだヨ♪」
???「!?」
シェル「いいじゃんか!俺がまとめて根こそぎ奪ってやる!次の作戦は俺が出るぞ!」
???「なら私も同行するぞ・・・・」
シェル「別に良いけど、俺の邪魔はするなよ!」
???「ああ。分かっている。・・・・・それと後もう一人連れて行っても良いか?」
シェル「・・・・?」
〜ルナ・シティ〜
しばらく時間が経ち、停電は回復し、いつもの町並みに戻った。
マルチの傷も回復し、ワドは何事も無かったかのように平気でいた。
マルチ「・・・・・何故俺が!?適任者は他にもいるはずです!」
町長「お前はこの者達と戦った友だ。お前が行かずに誰が行く。」
ワド「そう言えば町長さんいたんッスね・・・・・」
ワドが小声で話している。
カービィ「俺達が行く前にもう居なかったからな・・・・」
町長「この世界の運命がかかっていると言っていい旅だぞ!ルナ・シティ代表だ。お前さんが行け!」
町長は断れない勢いでマルチに言った。
マルチ「・・・・分かりました。行きます。」
カービィ「良し!決まったらさっさと行くぞぉ!」
こうしてカービィ達に新たな仲間が加わった。
次に目指すは大地の水晶。
この先カービィ達にどんな試練が待ち受けているのだろうか・・・・・
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