STAR QUEST

覚醒

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ワドは先程のカービィの言葉により少しショックを受けた。
でも、よく考えてみると別に水の中にいても苦しくないことに気づいた。
ワド「Σ( ̄□ ̄;) 俺にこんな力が・・・・」
ウォーラ「へえ!面白いじゃないか♪殺す楽しみが増えたよ♪」
カービィ「そんな事やらせないぞ!」
ウォーラ「ふうん。でもそんな体でどうやって?」
カービィは前に負った傷でもうボロボロだった。
立つのがやっとの状態だ。
カービィ「そんなこと・・・やってみなければ分からないだろ!!!」
カービィはそう言うとふらふらしながらも剣を構えウォーラに突進した。
カービィ「おらぁぁぁぁあああ!!!」
カービィはウォーラの近くに来ると、剣を横に振った。
ザパァァァンという音が聞こえ、カービィの剣はウォーラの体をすり抜けた。
カービィ「!?」
ウォーラ「あれ?君にはまだ言ってなかったっけ♪僕は水そのものだから、斬れもしないんだよ♪」
カービィ「・・・・・何だと!?」
ウォーラ「最初からこのゲームは君たちが絶対勝てないようになってるんだよ♪」

カービィは考えた。
奴は水だ。水に普通に傷を付けるのは不可能だ。
電気でもあればいいのだが、今は停電中。何も出来ない。
蒸発させる物なんか無い。凍らせられる物もない。
カービィの考えは、全て絶たれた。

カービィ「クソッ!もうやけくそだぁ!」
カービィはそう言うとウォーラに何回も斬り掛かった。
ザパァァァァンと言う音が何回も虚しく響き渡る。
ウォーラ「鬱陶しいよ。死んで♪」
ウォーラはカービィの居る方向に水の柱を噴射した。
カービィ「うわぁぁぁぁああ!!!」
カービィは吹っ飛び、倒れてしまった。
ウォーラ「ややこしいのが居なくなったね。今度は其処の君だ・・・」
カービィ「・・・誰が・・・居なくなったって・・・・?」
カービィは傷だらけの体を剣を支えにして立ち上がらせた。
ウォーラ「鬱陶しいって言ったでしょ♪今度は早めに消してあげる♪」
ウォーラはそう言うと中指から細く水をもの凄い勢いで噴射した。
ウォーラ「これが何だか分かるかい?」
カービィ「まさか・・・・ウォーターカッター?」
ウォーラ「正解♪殆どの物が切れるウォーターカッターさ♪」
ウォータカッターとはほぼ何でも切れると言っていい。
水を高速噴射させて物を切るのだ。
ウォーラ「鬱陶しい君はこれで殺してあげるヨ♪」
ウォーラはそう言うとウォーターカッターが出てる方の手をカービィに向けて横に振った。
カービィ「(・・・こんなの食らったら一溜まりもない!)」
カービィは必死にウォーラの攻撃を見切って、後ろに下がりながら何回も避けた。
ウォーラ「君からは何もしないのかい?」
カービィ「クソッ!」
何もしないと言うよりも何も出来ない。
奴は水だからだ。
ウォーラ「アハハ!死ね!死ねぇ!」
避けきれなくなり、肩の辺りに一、二発まともに入ってしまった。
カービィ「うわぁぁぁぁああ!!」
傷口からは血がかなり出ている。左の肩が動かなくなってしまった。
ウォーラ「ハハハ!もっと苦しめ!アハハハハ!」
ウォーラはカービィに向けて水の柱を連続で噴射した。
カービィは避けきる事が出来ず、全部当たってしまった。
ウォーラ「アハハハ!死んだか!アハハハハ!」
カービィは倒れたまま動かない。
残るはワドだけになった。
ウォーラ「其処の君も、やっと死ねる時が来たね♪アハハハ・・」

カービィ「まだ・・・・終わってねぇ!」

血と傷だらけのカービィは息を切らしながらまたも剣を持って立ち上がった。
ウォーラ「君・・・・・鬱陶しいって言っただろ!しつこいんだよ!さっさと・・・」
カービィ「俺は・・・・」
何かカービィはもの凄い気を発している。
ウォーラ「!?」
カービィ「こんな・・・所で・・・・」
その気は赤く染まり、勢いを増している。

カービィ「負ける訳には・・・・・いかないんだぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!」
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