STAR QUEST

再試練

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スティア「畜生!逃がしたか・・・・」
スティアは悔しそうだ。だが、あのシェルの切れた姿を見た限りでは、逆に逃げて良かったのではないのか?とカービィは思った。
レッド「・・・・ぉゎった?」
岩の影から用心深そうに辺りを見回しながらレッドが出てきた。
ワド「レッドさん!今まで何処にいたッスか?」
ワドはカービィの傷の手当てをしながら聞いた」
レッド「・・・隠れてた。カービィさん、大丈夫か?」
スティア「隠れてたって・・・・」
スティアは呆れかえっている。
レッドは申し訳なさそうにバッグから何かを取り出した。
レッド「これを使うと良い。すぐに傷が無くなる。」
レッドが出したのは薬だった。どうやら塗るタイプだ。
ワド「ありがとうッス」
ワドはそう言うとレッドが差し出した薬を貰った。
早速、カービィの傷口に塗ってみた。
カービィ「痛っ!!」
カービィは思わず片目をつむった。痛みを必死でこらえた。
ふと傷口の方を見ると、みるみるうちに傷口が塞がってゆく。
あっという間に傷口は無くなり、痛みも無くなった。
カービィ「凄えなこの薬!」
レッド「・・・さてと、傷口も塞がった事だ。試練をやるのか?やらないのか?」
カービィは迷わず答えた。
カービィ「此処まで来て、引き下がる訳にはいかない!」
レッド「なら、行ってこい。」
カービィ「ああ。」
カービィは少し後ろに下がり、深呼吸をした。
カービィ「うおぉぉぉぉぉおおお!!!!!」
カービィは掛け声と共に全力疾走で走り、火口へとダイブした。
レッド「・・・・・」

カービィ「(煙で何も見えない・・・!)」
しばらくカービィは落下し続けた。
そして、煙が晴れたかと思うと・・・・。

カービィ「と、届かない!」
突き出ている岩まで約後10メートルと言う所でカービィは落下していたのだ。
カービィは空中で必死にもがいた。しかし、無惨にも落下し続けるだけだ。
カービィはレッドの説明を思い出した。このまま落ちたら溶けて死んでしまう。
カービィは短剣を取り出し、側面の方へともがいた。中心より側面の方が近い。
そしてカービィは側面に短剣を突き刺した。
ガガガガと嫌な音がする。
速度が落ち、やがて、完璧に落下が止まった。今は突き刺さった短剣にぶら下がっている状態だ。
カービィは足を側面につけ、思いっきり蹴り上げた。
カービィ「届けぇぇぇぇぇぇえええ!!!」
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