STAR QUEST

デビルマウンテン

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スティア「お前等旅してんのに知らねえのか?だっせえなぁ〜」
カービィはその言葉に少しカチンと来たが、我慢した。
ワド「俺たちはつい最近旅をし始めたばっかなんッス」
スティア「ふ〜ん。で、話す前に六つの水晶伝説を知っているだろう?」
カービィは驚いた。自分の村以外の人間が六つの水晶伝説を知っていたからだ。
だが、伝説によると各地に勇者は水晶を隠したと記されていたことを思い出した。恐らくその後、後世にその話が受け継がれていったのだろう。
カービィは少し考え、納得し、答えた。
カービィ「ああ。知っている」
スティア「それなら話が早い。その前に、六つの水晶伝説が本当にあった話だと信じるか?」
カービィ「・・・・信じよう」
カービィの脳裏には村であった残虐な事件の記憶がよみがえった。
カービィはそれを必死で振り払った。
スティア「信じるなら話そう。デストロイとは、伝説にある驚異ヴァルキリーの復活を企む集団だ。」
カビ&ワド「!!!!」
スティア「で、俺はそいつらをなんとな〜く成敗してるだけ」
カービィ「そうか、俺たちは水晶探しをしているんだ」
スティア「どっちにしろ、目的地は同じだ。さっさとデビルマウンテンを登ろうぜ」
変でノリの良い奴だな。とカービィは思った。

少し歩いていくと、山道の入り口まで来た。
ワド「近くにリフトがあるッス!」
カービィ「あれに乗ろうぜ!スティア!」
スティア「ありゃあ有料だ。登るしかない」
見ると本当に有料だった。しかもとてつもなく値段が高い。12歳男子二人ではとても無理だ。
カービィ「登るしかないか・・・」
ワド「そうみたいッスね・・・」
カービィとワドはしぶしぶ山道へ足を運んだ。
山道はゴツゴツしている。とても歩きにくい。
しばらく三人は山道を歩き続けた。

カービィ「・・・・なんか暑くねえか?」
普通、山というものは標高が高ければ高いほど寒くなっていく物だ。
しかし、この山は違う。高ければ高いほど暑くなっていくのだ。
それから何時間か経ち、やっとの思いで頂上付近の町についた。

スティア「よし、着いたな」
スティアは息も切らさず立っていた。
ワド「着いたなって、何でそんなに元気なんッスか?」
もうカービィとワドはふらふらになるほど疲れ果てていた。
ふとカービィは後ろを向いた。
カービィ「うわあっ!」
スティア「どうした?」
カービィが見た光景は見渡すばかりの空、そして終わりの無いよう
に続く山道だった。
カービィ「(こんなの登ってきたのか・・・)」
スティア「休憩するか。」
ワドは腕時計を見た。
ワド「もうこんな時間ッスか!?休憩より寝たいッス!」
スティア「ん?そうか。じゃあ寝るか」
カービィ「宿は?」
スティア「そんなもんある訳ねえだろ。野宿だ」
そう言うとスティアはカービィとワドに寝袋をわたした。
カビ&ワド「ええ!?」
野宿なんか初めてだ。カービィはなんだか緊張した。
しかし、寝袋にはいると意外と気持ちよく、すぐ寝てしまった・・・。

・・・・・危険が迫っているとも知らずに、ぐっすりと。
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