GALAXY QUEST

砦の戦い

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ブラウン「んーっと・・・・えーっと・・・・」
レイ達は何だか驚いたような目で此方を見ている。
少しブラウンは迷ってしまった。
レイ「・・・・・お前は誰だ?」
ゼルス「同じくだ・・・・」
ミスト「・・・・・・」
皆が凄い睨んできている。
ブラウン「んーっと・・・はい、失礼しました」
ブラウンはそう言うと向きも変えずに後ろに歩いていった。
その姿が消えたかと思うと、再びブラウンの手が伸びてきた。
その手は突き破った扉を掴み、引き戻して壁にはめ、閉じた。
ブラウン「・・・・張りつめた空間だったな・・・ウン」
ブラウンはそう言うと、自分に自分で言い聞かせた。
しかし、ブラウンは少し気になるので其処にいた。

レイ「・・・・一体何だったんだ・・・?」
レイは首をかしげる。
そして、何事もなかったかのようにミストが口を開く。
ミスト「邪魔が入ったが・・・・貴様が血祭りに挙げられる事には変わりない」
ミストが冷たく、そして静かに剣を構える。
部屋は再び張りつめた空間に戻り、先程の出来事もすぐに忘れた。
ソロは相変わらず寝ていた。
ゼルスはレイの後ろで銃を構えた。
そしてミストが口を開く。
ミスト「・・・・・・行くぞ!」
ミストはレイ目掛けて走り出した。
レイは片手を突き出し、そして叫ぶ。
レイ『貫け、氷結の大地!!ブリザードアース!!!』
レイの周りから地面が凍っていく。

パキパキパキパキッ!

それは部屋のほぼ全体を凍り尽くした。
レイ「・・・・行けぇっ!」
レイは片手を上に振り払う。

パキパキパキッ・・・・ドドドドドドド!!!!!

すると、レイの前から凍り尽くされた地面から鋭い氷の棘が現れた。
その棘は凄い勢いでミストの方へと生えていく。
ミスト「嘗めて貰っては困るな・・・!」
ミストは走りながら、高々と舞い上がった。
ミストが居た所には氷槍が敷き詰められ、天に向かい刃を光らせている。
レイ「・・・・今だ!」
レイは再び片手を突き出す。
レイ『爆ぜよ、爆裂の炎槍!!!クラッシュジャベリン!!!!』
レイの手の先から巨大な炎槍が放たれる。
それは敷き詰められる氷槍を全て溶かし、空中のミストに向かい襲いかかる。
ミスト「・・・・甘い・・・・甘いぞ!」
ミストは空中で剣の構えを変えた。
炎槍はどんどん近付いてくる。
ミスト『・・・・瞬架!』
空中で素早く剣を捌いた。
レイ「・・・・なっ!・・・あの技か!」
すると、今までミストに向かっていた炎槍が此方に向かって来るではないか。
レイは素早くワンステップ後ろに下がり、唱える。
レイ『出でよ、岩壁!!ストーンウォール!!』
レイの目の前に巨大な岩壁が現れる。
そして炎槍は岩壁に直撃した。
レイは腕を十字にさせ、防御態勢を取った。

ドォォォォォオオオオン!!!!!!!

岩壁が崩れ去り、破片が飛び散る。
そして土煙。辺りは見えなくなった。
レイ「・・・・何処だ・・・!?」
すると、ぬっと目の前にミストの薄笑いをあげた顔が現れる。
ミスト「・・・・その程度か?」
レイ「なっ・・・・!」
ミストが大きく剣を横に振りかぶる。
ミスト『・・・・鳴動!』
ミストが剣を大きく振る。
レイは咄嗟にバック転して回避し、間合いを取った。
が、目の前から更に波動が押し寄せてくる。
その波動で舞っていた土煙が引き裂かれ、ミストの体も見えた。
レイはまたもや咄嗟に横に緊急回避し、そして立ち上がる。
すると、剣の切っ先をレイに向け突進してきた。
ミスト「・・・・・滅す・・・!」
それはもの凄い速さだったので、流石に反応する時間がなかった。
すると、ミストが途中で止まり横に剣を構える。
そして剣に何かが当たり、ミストが吹っ飛ばされる。
ミストは吹っ飛んだものの、空中で体制を立て直し着地は上手く決めた。

ズサササササッ!!!と言う音と共に、ミストの舌打ちが聞こえた。

ミスト「・・・・横槍を入れるか・・・・」
ミストが剣先をゼルスに向ける。
そしてゼルスの持つ銃口からは煙が立っていた。
ゼルス「・・・・援護は任せろ!レイ!」
ゼルスがレイに向かって親指を立て、サインをする。
ミスト「・・・・まぁ良い」
ミストが剣を下げる。
レイ「・・・・余裕だな」
レイが薄笑いをあげる。
ミスト「ほぅ・・・・そうか。なら一瞬にして滅してくれよう」
ミストが剣を縦に構える。

ミスト『・・・・・衝動!』
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