クリエイターズ!リターン!
旅?旅行?
コンコン・・・
リュウ 「入っていいぞ〜」
エイダ 「久しいな・・・リュウ」
チェーン「俺等はこの村に住んでるからそうでもないが・・・」
アルギ 「やっほう!遊びに来てやったぜぃ!」
ライ 「やっほ〜来たよ〜」
ゲイル 「やぁ!リュウ!」
R 「懐かしいメンバーですなぁ・・・」
グライン「こんなに大勢集まったのはあの時ぐらいだからね!」
セルリス「さっき、村の入り口で皆と合流したのよ」
ゼト 「それで皆と来たって訳!」
ゼロ 「無理やり連れて来られた・・・何故拙者が・・・」
ディア 「・・・・・・」
あまりに突然、しかも大勢で来たので、ディアが硬直している。
エイダ 「ところで・・・その子は誰だ?」
流石に皆気になっていたらしい・・・全員の視線がディアに向けられた。
ディア 「わ・・・私の名前はディアって言います・・・先程倒れていたところをリュウさんが助けてくれたんです」
リュウ 「いいよ〜別にさん付けしなくても・・・・・・でさ!ディアは名前以外自分の記憶が無いんだって!」
アルギ 「ふ〜ん・・・それにしても可愛いなぁ〜・・・♪彼女にしたいぐらいだぜ・・・」
R 「止めんか!空気を読め!」
ドガッ!ヒュ〜ウ・・・ドン・・・
Rが自前のハリセンでアルギをぶっ飛ばした。
アルギ 「何もそこまで・・・ガク・・・」
リュウ 「それでさ!今リン婆ちゃんに見せるか相談していた訳!」
グライン「リン婆ちゃんか・・・じゃあ、行ってみるか!」
セルリス・R「Σ(゜Д゜;;)・・・うん・・・」
二匹が挙動不審になった。リンが余程怖いらしい・・・
リュウ 「姉妹揃って大変だな・・・」
セルリス・R「はい・・・本当に・・・」
リン 「なるほど・・・そんなことが・・・どれ・・・ディアさん、こっちに来て見て下さい」
ディア 「は・・・はい!」
リンはディアの眼を見つめた・・・真剣な表情である・・・
リン 「ふむぅ・・・」
ゲイル 「どうですか?」
リン 「何故じゃ・・・この者の記憶が読めん・・・このような事が起こるなんて・・・」
ライ 「分からないみたいだね・・・どうしようか?」
ゼト 「一人で行かせるにも危険だし・・・」
リュウ 「う〜ん・・・」
ポク・・・ポク・・・ポク・・・チ〜ン!
リュウ 「そうだ!」
ララ 「どうしたの?何か閃いた?」
リュウ 「お前ら・・・耳貸せ・・・」
リュウの発言で全員が円陣を組んだ。
ロキ (どうしたんだよ・・・いきなり・・・)
リュウ (あのさ・・・ディアの記憶を取り戻すのを口実に旅に出ない?)
ディア (!!! リュウ!何考えてるの?)
エイダ (しばらく考え込んで突然何を言うと思ったら・・・)
チェーン(お前の考えてることが理解出来ないのは俺だけか?)
リュウ (だからさ!リン婆ちゃんに頼んで村長にこの事言ってさ!費用貰って旅に出ない?)
ゼト (何でそんな面倒くさいこと・・・)
リュウ (ディアの記憶を取り戻すことを口実にタダで旅行が出来るんだよ?)
ビク!
皆が『タダ』という言葉に反応した。
アルギ (タダかぁ・・・いいかも・・・)
ゼロ (何故その様な阿呆な奴がするようなことを拙者が・・・)
リュウ (旅の途中に物凄い武器を手に入れたりして〜・・・)
ゼロ (!!!…旅に同行願おう・・・)
セルリス(ゼロ!?何簡単に乗せられてるの!?)
R (阿呆って言ってたのに・・・!この馬鹿・・・!)
リュウ (リンとしばらく離れられるぞぉ〜♪最高の旅行になるのに〜♪)
セルリス・R(旅行賛成〜♪)
エイダ (単純な奴らだ・・・)
リュウ (この旅で元の世界に戻る方法が見つかるかもよぉ〜♪)
エイダ (旅に同行願おう・・・)
ゼト (でもなぁ〜・・・)
アルギ (いきなりだし・・・)
ゲイル (せっかくだけど・・・)
ライ (僕達はいいよ・・・)
リュウ (だから!費用さえ出してもらえれば問題ないって!上手い物食えるし・・・別の大陸にも・・・)
四匹 (旅行最高!)
リュウ (さて・・・ディアは絶対条件だから良いとして、あとは・・・)
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
リュウが恐ろしい迫力でロキ、ララ、チェーンを睨んだ。
チェーン「Σ( ̄□ ̄i!)」
ララ 「(゜ー゜;)」
ロキ 「((((((((゜Д゜;))))))))ガクガクブルブル」
リュウ (来る・・・よね?)
もはや逆らえない・・・その様な勢いだ・・・
三匹 (行きますよ・・・)
リュウ 「よし!決まり!婆ちゃん!あのさぁ・・・」
リン 「ん?何じゃ?」
リュウが先程決めたことを上手く隠し、『ディアの記憶を取り戻すため』ということで、旅に出ることになった。
いや・・・本心では旅行か?…作者なのに分からなくなってきた。Σ(ノ∀`)ペチッ!
リュウ 「じゃあ、行って来るよ!」
村長 「ほれ・・・これが旅費じゃ、気をつけて行って来るんじゃぞ!」
リュウ 「は〜い♪」
全員 (村長が可哀想に見えてしょうがない・・・あっ、何だろう・・・涙が出てきて止まらない・・・)
リュウ 「も〜ぉ!寂しいからって泣いちゃって〜♪」
全員 (そういう涙じゃねぇよ・・・)
リュウ 「はい!じゃあ、行くぞ〜!皆の衆!」
仲間(ディアも含めて)「は〜い・・・」
村長 「リュウ・・・何故か楽しそうに見えたが・・・」
リン 「ホホホ・・・案外当たっているかも知れんな・・・」
リンはリュウの心が読めたので、実は分かっていた。
だが、この一見楽しそうな旅とも、旅行とも言い難いような物が、後に世界を巻き込む大冒険になるということはリンでも予言できなかったようだ。
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