STAR QUEST
宮殿
何が起こったのだろうか。
とりあえず分かったことは・・・・・・
シェル「ご苦労だったな。ダクー」
ダクー「・・・・・・・・」
シェルの背後の何もない空間から、恐らくダクーという名のカービィと同じ族の奴が出てきて、カービィの攻撃を受け止めたのだ。
ダクーは手にでかい刃物をつけている。
そして、マルチの攻撃は、シェルが腕を組みながら見事に見切って全て回避されていた。
シェル「残念だったな。こっちが一人じゃなくて」
シェルは笑いながら言った。
ダクーは無言のまま、また何もない空間に姿を消した。
カービィは反動で少し後ろに下がり、また剣を構えた。
マルチは舌打ちをし、木の後ろから様子を窺っている。
シェル「時間稼ぎは十分に出来た。もう彼奴が大地の水晶を手に入れているはずだからな」
カービィ「何だと!?」
シェルがカービィ達の相手をしてる間に誰かがもう宮殿に向かい、大地の水晶を奪っていたというのだ。
シリアム「しまった・・・・時間稼ぎだったのか・・・・・」
マルチ「大地の水晶が危ない・・・・・!!」
ワドはただ震えるばかりだ。
シェル「そろそろ俺達も行くぞ。ダクー」
ダクー「・・・・・・」
ダクーがまた現れた。
シェル「じゃあな。糞野郎共!ハッハッハッハッハ!!」
シェルはそう言うと、ダクーと共に消えてしまった。
カービィ「しまった・・・急ぐぞ!!!」
シリアム「しかし・・・・幻が・・・・・」
マルチ「緊急事態だ。強行突破で行くぞ」
マルチはそう言うとロケットガンを手にした。
シリアム「仕方がないか・・・・・」
カービィ「お前納得しちゃうんだな・・・・」
シリアム「本当に緊急事態だからな。」
シリアムはそう言うと手に再度ヌンチャクを構えた。
マルチ「巻き込まれるなよ・・・・・」
マルチは少し前に出た。
ワド「ぇ?・・・・・まさか・・・・・」
マルチ「行くぞ!フル・ガン・アタック!!!」
ドドドドドドドドドドドド!!!!!!
バキューーーンバキューーーン!!!!!!
マルチ「おらおらおらぁ!消し飛べ!」
ドカーーーーーーーーン!!!!!!!!!!
マルチは素早く銃を出し入れして、全ての弾を激しく連続で撃った。
猛烈な爆音と共に、周りの木の殆どが吹き飛んだ。
ワド「Σ( ̄□ ̄;)」
シリアム「俺の出る幕も無かったか・・・・」
マルチ「幻がかかった所その物を破壊すれば幻だろうが何だろうが関係ないからな」
カービィ「(マルチってこんなキャラだったか・・・・・?)」
カービィは口をぽかんと開けながらその有様を見ている。
シリアム「・・・・・急ぐぞ!!」
カービィ達は宮殿の元へと向かった。
〜宮殿内〜
シェル「大地の水晶の回収は終わったな?仮面の男」
仮面の男「ああ。後は撤収するだけだ。」
バキューーーーン!!!!
シェル「!?」
マルチ「チッ!外したか・・・・・」
カービィ「逃がすかよ!!!」
シェル「カービィ!!もう追いついてきたのかよ・・・しつこいな・・・・」
ダクー「・・・・・・シェル様・・・・・・・」
ダクーは滅多に喋らないのに、何故か喋った。
シェル「あ!?なんだ!?」
ダクー「約束は果たしました・・・返して下さい・・・・」
シェル「ぁ?何のことだよ?」
ダクー「俺の・・・・・「心」の事です!!!」
カービィ「!?」
ダクー「シェル様は・・・・俺から「心」を抜き取った・・・その日から俺は怒りも悲しみも喜びも、感じられなくなった。そして、大地の水晶を回収する手伝いをする事で、「心」を返す約束をした・・・・」
カービィ「・・・・・」
皆、黙ったままだ。
シェル「ぁぁ・・・・・・あれか・・・・・」
ダクーは黙ってシェルの方を見ている。
シェル「お前の心はな・・・・・・」
ダクー「・・・・・・・!?」
シェル「とうの昔に潰しちまったさ!!ヒャアッハッハッハッハ!!!」
ダクー「!!!」
ダクーはその場所にひさまづいた。
シェル「信じたら終わりなんだよ!!!ヒャッハッハッハ!!!」
シェルは高笑いを上げている。
ダクー「・・・・・そん・・・・な・・・・・」
カービィ「おい!シェル!てめぇ!!!!!!」
ダクー「!?」
カービィ「お前!!!!!人の心を何だと思ってやがんだ!!!!この野郎ぉぉぉ!!!」
カービィがもの凄い目でシェルを睨みつけながら叫んだ。
シェル「あ?何とも思って無ぇよ!!!!」
カービィ「この野郎ぉぉぉおおお!!!ふざけんなぁぁぁぁあああ!!!」
シェル「自分以外の奴の事なんて、どうなっても良いだろ!!仮面の男!先に帰還してろ!」
仮面の男「・・・・・・・」
仮面の男はどこかにいなくなった。
カービィ「来いよ!!!!俺がぶっ飛ばしてやる!!!!!!!」
シェル「やってみろよ・・・・・・出来るもんならな!!!」
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