プププランド大戦争
第三十話
兵士「・・・集計が終わりました」
メタ「ご苦労、結果の報告を頼む」
兵士「はっ・・・プププ軍結成時684万2千356人中の・・・・・」
メタ「気持ちは分かるが、落ち着くんだ・・・これも現実だ・・・」
兵士「はっ・・・684万2千356人中の・・・・・合計674万974人の・・・・・戦死を確認しました・・・・・!」
メタ「くっ・・・約3ヶ月でここまでの戦死が出たとは・・・・・・!」
兵士「城下町と城の損害も多大の上・・・デデデ陛下は既にお亡くなりになっております・・・」
メタ「そうか・・・今日午後10時に会議を始める、会議メンバーに伝えておいてくれ」
兵士「はっ!」
『終戦』宣言から既に5日が経った
プププランドはいつもの陽気なムードが消え、戦死者の名前が書かれた巨大な紙が、城の至る所に張り出されていた
カビ「こんなにたくさん戦死者が・・・」
ワド「僕達生き残れた方は・・・本当に運が良かっただけッスよね・・・」
カビ「アドに・・・リック、クーやソードナイトとか・・・こんなにたくさんの友達を・・・・・!」
アイス「・・・また、無駄な戦死者への感情を抱いてるの?」
もち「まぁ・・・そう言う事も無いじゃないか・・・この戦争は敵味方両方に大きな戦死者を出したんだ・・・」
アイス「ふん・・・まぁ良いわ、どうせ終わった戦争だしね」
ケネス「ならお前はどうするつもりだ」
アイス「どうする?ハッ・・・私の知った事じゃないよ」
カビ「でも・・・・・生き残った僕達も・・・どうすれば良いんだろうね・・・」
リール「・・・・・あぁ」
【11:48 デデデ城 会議室】
メタ「・・・では、会議は以上、解散する」
ペポ「了解した、会議の内容はまとめておきます・・・ところで・・・あー、君」
キャープ「・・・?僕ですか」
ペポ「うん、最近会議要員として派遣された・・・刑事版・・・って人だっけ?」
キャープ「はい、頭脳明確で戦略性が高く評価されている人です、確かに・・・今までの会議には出席していましたが、今回は欠席のようです」
ペポ「そうか・・・ありがとう」
コツ、コツ、コツ・・・
メタ「・・・後ろにいる奴、前に出て来い」
ハイカビ「あなたが・・・この軍の総大将ですか?」
メタ「『元』総大将だ・・・私に何の用だ」
ハイカビ「あなた達はこの『プププランド大戦争』が終戦し、一息付いている様ですが・・・今はそれ所では無いんです」
メタ「・・・どう言う事だ」
ハイカビ「・・・敵は、別にこの星を占領する目的で侵攻してきた訳では無いんです、奴らはある物の為だけにここに侵攻して来ました」
メタ「ある物・・・(それらしい言葉を聞いた事があるな・・・)そのある物とは何だ」
ハイカビ「僕はあなた達にそれを教える為にここへ来た、早ければ明日にでも・・・いや、一刻も早く僕の案内する惑星へ戦艦を発進させてください!」
メタ「しかし・・・終戦直後や兵の事もあり・・・ハルバートの急発進はできん」
ハイカビ「もう1度だけ言います、『事態は一刻を争う事』なんです、さらに敵は既に活動しているんです!明日には発進をお願いします!」
メタ「しかし・・」
ペポ「あー、良いんじゃないの?」
メタ「・・・ペッポロか・・・悪いが、私はお前の様に楽観的に考えられはせん」
ペポ「そう硬く周りの事だけに固執しなくても良いんじゃない?それに・・・本当かどうか知らないけど、『事態は一刻を争う事』なんでしょ?」
ハイカビ「はい」
ペポ「本当なら何か道が開けるし、騙されても別に失うものは何も無いんじゃない?」
メタ「う・・うむ・・・仕方が無い、明日の午前11時を目標に『ハルバート』を発進させる・・・ペッポロ殿」
ペポ「はいはい♪」
メタ「明日の早朝には全兵にハルバート発進準備の支度を伝えてくれ、後は万が一の為にハルイーグルを搭乗させておけ」
ペポ「了解♪」
ハイカビ「理解できない願いを通してもらって本当に感謝している、明日午前11時に戦艦が発進後、僕が惑星までの指揮を取ります、よろしいでしょうか?」
メタ「構わん、好きにするが良い」
ペポ「とりあえず・・・ほぼ個人緊急会議は終了・・・っと、じゃ、また明日」
メタ「了解した」
静かに終戦後を安眠する旧プププ軍の兵士達
明日、自分達の宿命が動く日だとも知らずに
静かに、眠っていた
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