クリエイターズ!
第29話
リュウ 「おい、ヤコウ」
ヤコウ 「ん?何じゃ・・・?」
リュウ 「何で俺だけ精霊の元に行かせないんだよ」
ヤコウ 「お主のリングには精霊は宿っておらん・・・本来ならば光の精霊、『レム』がいるはずなのじゃが・・・」
リュウ 「レム?・・・何でいないんだよ・・・」
ヤコウ 「そんなことは、わしにも分からん・・・」
リュウ 「・・・で?俺はどうするんだ?」
ヤコウ 「わしについて来い・・・ある場所に連れて行ってやる」
リュウ 「ある場所?何処だよ・・・」
ヤコウ 「詳しい話はその場所に着いてからじゃ・・・」
リュウ 「そればっかり・・・いい加減教えろ〜!」
ヤコウ 「待てと言っておるじゃろう!全く・・・まぁいい、弟子を連れて行くか・・・」
リュウ 「弟子?誰だよ?」
ヤコウ 「お主よりは使えそうなのでな・・・『アルギ!』来るのじゃ!」
アルギ 「どうした?ジジィ」
アルギという名のカービィは、何処からともなく空を飛んで来た。
リュウ (そ・・・空飛んだ!?・・・というか、弟子なのにジジィって・・・)
アルギ 「おいらはアルギ!夜露死苦ぅ!」
リュウ 「よ・・・よろしく・・・」
ヤコウ 「さて・・・行くとするか・・・」
リュウ 「・・・・・・・・・・」
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リュウ達はある場所に着いた。風の神殿からそう遠くに無い場所にそれはあった。
大して何も無く、絶えず風が吹いている・・・神殿での件もあったせいか、辺りは日も隠れ、暗くなっていた。
リュウ 「着いた・・・此処は?」
ヤコウ 「先代のお主のリングの持ち主の墓じゃよ・・・」
リュウ 「!?・・・このリングの持ち主が・・・」
アルギ 「創造者の中で最強だったらしいよ!」
リュウ 「・・・此処に来てどうするんだ?」
ヤコウ 「先代のリングの持ち主と戦ってもらおう・・・」
リュウ 「っな!?」
アルギ 「ボケたのか?ジジィ・・・この世にいない奴と戦えるわけないだろ!」
ヤコウ 「それが戦えるのじゃよ・・・リングの力によってな・・・」
アルギ 「何で先代と戦う必要があるんだ?」
ヤコウ 「災いに打ち勝つには、まず先代をしのぐ力をつけなければならん・・・」
リュウ 「まだ、リングの殆どの力も使えていないのにか?」
ヤコウ 「だからこそじゃ!力の使い方を体で覚えろ!」
アルギ 「でも、少し無謀じゃないか?先代も相当強いんだろ?」
ヤコウ 「確かにそれも一理ある・・・じゃが、急がねばならぬときなんじゃ。仕方あるまい・・・」
リュウ 「どうすれば、先代の所に行けるんだ?」
ヤコウ 「墓の前でリングをかざせ・・・」
リュウは言われるままに、墓の前でリングをかざした。
ヤコウ 「そしてこう叫べ、『光よ主の下へ!』…とな」
アルギ 「うわ〜・・・何か恥ずかしいな・・・」
リュウ 「よし・・・『光よ主の下へ!』
コォォォォ・・・
リュウ 「え?・・・わ!」
リュウが叫ぶと、光の空間が現れ、リュウは吸い込まれていった。
ヤコウ 「頑張って来い!必ず帰ってくるのじゃ!」
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